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“ランドマーク” にて


香川県高松市にある香川県立ミュージアム様にて展示物の制作・施工を行いました。
まずはミュージアムについてのご紹介を・・
するべきなのでしょうが・・・・
私の拙い文章力で曖昧なご紹介になってしまうのもどうかと思いますので
お手数ですが、“こちらをご覧いただければ幸いです。”

・香川県立ミュージアム様ホームページ
  http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/

・香川県立ミュージアム様ホームページ>「館の概要」
  http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/shoukai/

いかがでしたか、
香川の文化・芸術分野で活動されている方にとっての “ランドマーク” 的な存在、そして “憧れの場所” だったりするのでしょうね。

ミュージアム3階には香川の歴史が学べる歴史展示室があります。
今回の計画は、その一角の“香川用水コーナー”に 「香川用水に使用している導水管を再現するぞ!」 というものでした。
挙句、「なんならリアリティーを追求すべく原寸大はどうだ!」という展開になったものですから、その鼻息の荒さとは裏腹に一抹の不安があったりもしたのですが、無事完成に至り、意気込み通りの迫力のある造形となったことに対して関係者一同は

「よ~できた」  と喜んでおります。

写真でお分かりいただけるように、展示コーナーの造りから模型の配置には工夫が必要でした。パネル展示と大型模型を一体化させることでモニュメントのような空間となっております。

ところで
いつものように少し脱線してみます。

皆さん、香川用水ってご存知ですか?

香川県は雨の少ない瀬戸内海気候に属しています。年間の日照時間も長く、おまけに大きな川が無いということもあり、昔から「水不足」に悩まされてきました。解決策として無数のため池がつくられたのですが、人々の生活を支える水源として十分ではなかったようです。そこで「何とかせねば」と考えついた妙案が、四国の中央部に横たわる大河吉野川から水を引き込むというビッグプロジェクトでした。そして完成したのが香川用水なのです。

この計画を言い出した方の着眼点・想像力、そして行動力は素晴らしいと思います。実は何気に発した一言だったりするのかもしれませんが、その一言で多くの命が支えられていくことになるわけですから。 まさに“誘い水”であったわけです。

完成までの厳しい道のりには、様々なドラマがあったのだと思います。
日頃私がおいしいさぬきうどんを頂けるのも、彼らと彼らが作ってくれた香川用水のおかげと言っても過言ではないでしょう。

「たかがうどん一杯と侮るなかれ、水がなければおいしいうどんは作れません。」

以上。 本線に戻ります。

ミュージアムの“香川用水コーナー”では香川の人々と水との関わり方やその経緯が学べます。それと同時に、身近なものであればある程その存在は大切なんだということに気付いていただける思います。その際、このモニュメントが名脇役として皆さんの記憶に残ることができればうれしい限りでございます。

ちなみに、“香川用水コーナー”がある3階にはゆったりとくつろげる広いロビーがあります。
実は、このロビーの西側にある大きな窓から一望する玉藻公園が “最高です。” 絶景なのであります。
ということで
香川県立ミュージアムにお越しいただくと、香川県の観光名勝を鳥瞰できるという特典もご用意いたしております。

上記レポート中に使用した画像、URL、業務内容について、香川県立ミュージアム様の承諾を得て掲載しております
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